陽の果農園の桃が美味しいワケ

昨年、JA出荷だけでなくネットショップ等で通信販売を始めてから、今日まで、本当にたくさんの「美味しい」の声をいただいています。

「こんなに美味しい桃初めて食べました」

「去年食べてから忘れられず…」

こんな言葉を何度も聞かせていただいたことか…

昨年そんな感想をいただいたときは、「今年は雨量も少なくて糖度も上がったからだね」とか「そりゃ、産地直送だもんね」くらいな気持ちで、嬉しいながらも「うちの桃だから」とは考えていませんでした。

でも今年は同じ声を、それ以上の数でいただき、「もしやこれは…」と少し図に乗っていいのでは…と思えてきました(笑)。

とはいえ、それを「愛情の違い」なんていうあいまいな耳障りの良い言葉で片付けたいわけじゃなく、何が違うのか?をちゃんと考えてみました。

もちろん品種の違いやその木の系統(血筋みたいなもの)も影響していますが、きっとこれだろうと思うのは大きく2点。

①土壌の水はけが良い

陽の果農園のある南アルプス市は扇状地だったため石が多いんです。そして砂壌土。そのため異様に水はけが良い。なので、今年のように長梅雨で、雨続きでも土壌に水が長く溜まることがないので、桃も必要以上に水を吸わない。つまり、糖度が下がりにくい。

②収穫タイミングが遅い

通常、市場に出荷する桃は、ガチガチに硬い状態で収穫します。「早もぎする」と言っていますが、そうしないと流通途中で追熟し、店頭に並ぶ頃には食べ頃を過ぎてしまう恐れがあるんです。

でもね、桃っていつまで木に付いているかで糖度が変わってくるんです。当然早く収穫したら、糖度は上がりきらないまま。追熟して柔らかくなったとしても、甘くはなりません。

その点、陽の果農園の場合はギリギリまで収穫しないので、木のままで熟度が上がってきます。(陽の果農園では「木熟する」と呼んでいます)

特に②については、けっこうリスクが高いので、内心ドキドキもします💦

熟度が高いということは、その分傷みやすいということだから。

先日、園主がボソっと

「陽の果農園の桃は俺にしか収穫できない」

と一見カッコいいこと(?)を呟いたのも頷けます。

まぁ、とにかく慎重&丁寧な人なので(^^;

普通に収穫したら桃に指の跡が付いてしまいそうな熟度の桃でも丁寧に収穫してくれます。

そこがやっぱり違いなのかなぁと我が園のことながら思うわけです。

2019年の桃のシーズンも残りわずか。

陽の果農園の桃も、2品種となりました。

いつも応援し、愛してくださるお客様に感謝しながら、最後まで手を抜かず、「美味しい!」「選んで良かった!」と思っていただけるように頑張ります😊